FXの仕組み

日本でお金といえば「円」ですが、世界にはドルやユーロ、ポンドといった国ごとに通貨が存在します。そして、世界の通貨は刻々と為替レートが変化していきます。

FX取引でポイントとなるのが、「円高」と「円安」を理解することです。海外の通貨に対して円の価値が高いか、安いかを表すのが「円高」「円安」です。

ニュースなどで「本日の為替相場は1ドルΟΟ円~」って、聞いたことがありませんか?これ「今日、1ドルと円を交換するための相場はΟΟ円~」という意味です。普段何気なく聞き流している、この情報がFXではとっても重要なのです。

たとえば、1つ1ドルのハンバーガーを買いに行きます。
1ドル=100円の昨日は、ハンバーガーを一つ買うのに100円支払いました。でも、1ドル=90円の今日なら、90円支払えばいいのです!昨日は100円したハンバーガーが、今日は90円買えるのですから、円の価値が上がっているということになりますね!
これが円高(ドル安)ということです。

逆に、昨日は100円で買えたハンバーガーが、今日は110円出さなければ買えなくなってしまいました…。
円の価値が下がったということですね。
これが円安(ドル高)です。
為替相場は24時間日々変わり続けています。

円高と円安を利用して利益をだしていくのがFXの特徴です。しっかりと円高、円安の意味を理解して取引しましょう!

実際の取引例を見てみましょう!

例 )  現在の為替相場は1ドル100円です。

これから円安になると思えば、円を売ってドルを買います。
米ドルを1ドル100円で1,000ドル購入(購入金額10万円)した場合の図

予想とは逆に相場が円高に進んだ場合は、損失を確定します。または、今後円安に向かうと思えば持ち続るのも一つの戦略です。

逆に、円高になると思えば、円を買ってドルを売ります。
米ドルを1ドル100円で1,000ドル売却(売却金額10万円)した場合の図。

FX取引は、外貨を「安く買って高く売る(あるいは高く売って安く買う)」ことで利益を得ることがきます。つまり、買った外貨を上昇したところで売り戻したり、売った外貨を下落したところで買い戻したりして、利益を上げていくのです。

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